事例
大手証券会社 ESGリサーチ担当
利用プロダクト
TERRAST
導入の背景
ESGに関する発行体の取組や、ESG債の発行動向、サステナビリティに関連する諸規制、脱炭素に関連する科学技術の動向等を調査・レポート発信する中で、使い勝手の良いサービスを検討する中でTERRASTを採用。
課題
・企業の脱炭素目標などは定義や比較対象が十分に統一されておらず、情報収集作業に手間がかかり比較対象の選別が困難。本来業務である分析・レポーティングに辿り着く前に大きな工数がかかることに頭を悩ませていた。
・他のベンダーも活用しているが、データソースや根拠を確認する作業は別途アナログに実施していたため、効率が良くないと感じていた。
ソリューション
・バウンダリの異なる情報が比較可能
標準化されていない企業の開示情報を数年分に渡って横比較できる等、手の届きにくい部分の情報をパフォーマンス良く届けてくれるため、非常に便利になった。
・大量のデータを短時間で処理
TERRASTは国内外約5,000社以上の統合報告書、開示レポート、ニュース、オルタナティブデータが収集・整理されているため、短時間で大量のデータを確認、収集できるようになった。
・ カスタマイズ機能
調査に必要な指標をカスタマイズしたり、フォローしたい企業だけ選択してオリジナルのウォッチリストを作成できるため、調査の効率化に役立った。
・ 一次情報の確認が簡単
TERRAST上で数値や情報の出所をワンクリックで確認できるため、アナログで行なっていた信憑性の確認作業を簡略化できるようになった。※現状本機能は東証プライム企業の一部のみの提供
・分析データの根拠が明確
分析に使われているデータの根拠が明確で、使いやすい。発行体が開示した一次情報なのか、それとも推計値なのかをしっかり確認できる仕様になっている点も魅力である。
・データ加工のしやすさ
Excelでデータのダウンロードまで行えるため、リサーチ→整理整頓→資料やレポートの作成まで、本来かかっていた作業時間を格段に短縮できた。