事例 大手エネルギー企業
(サプライチェーン全体のESGデータを管理)
利用プロダクト
TERRAST for Enterprise(T4E)
導入の背景
数十社以上の連結子会社を有するTier1のエネルギー企業であり、サプライチェーン全体においてESG経営の実践が求められています。
課題
・本社の各部門(サス担・総務・人事等)が、E/S/Gデータそれぞれ別々に、連結子会社からESGデータを集計するため、収集フローの煩雑さや工数が課題
・Tier2企業のESGマネジメントを行う仕組みが未整備
・子会社またはTier2企業によってはリソースや知識がなく、収集作業に時間をさけない
・各社への事前の説明会実施や、アフターフォロー等の手間がかかる
・国内の人的資本開示3項目(女性役員比率、男性の育休取得率、男女賃金格差)の計算・開示も効率的に対応したい
ソリューション
・親会社の集計負担を削減
T4Eを活用し各子会社、Tier2企業ごとにアカウントを提供。E・S・G各データの集計の半自動集計が可能になり、それぞれのデータは親会社が管理するツール「TERRAST for Management」上で連結・合算され、親会社の集計負担を削減した。
・担当者の負担軽減
親会社の担当者に代わり、サステナブル・ラボのカスタマーサポートにて、各社のESGデータ入力サポートを実施。また、親会社の担当者と事前打ち合わせのうえ、サステナブル・ラボが操作概要やデータ入力・提出の意義も含めた利用説明会を実施。
・連結開示がスムーズに
T4Eには、女性役員比率などの社会関連指標に対して「注記情報記載欄」を設けられているため、連結開示の際の補助情報も残せるようになった。
・人的資本開示3項目の計算・開示を効率化
T4Eでは有価証券報告書での開示義務項目がカバーされているため、子会社に別途アナログ確認する等の手間が減り、半自動的に回収が可能となった。また、開示義務対象企業でなくても、努力目標として任意で入力設定できるため便利。