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事例
某大手小売企業(人的資本経営の定量化)

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利用プロダクト

TERRAST for Enterprise(T4E)

導入の背景

上場企業で、従業員数が1000名を超え、これまでサステナビリティ経営を一定のレベルまで推進してきました。組織内の多様性の確保が中長期的な成長を促進する重要な要素であるという価値創造ストーリーを基に、「ダイバーシティ」をマテリアリティとして特定しています。

課題

・サステナビリティ経営を一定程度進めてきたが、財務に好影響を与えているのか不明瞭なため、釈然としない。
・事業の特性上、従業員に女性が多く、これまでなんとなく「女性活躍の推進」や「ダイバーシティ」を推進していくことが企業価値の向上に繋がると思っていたが、データを使って証明してみたい。一方で、そのノウハウが社内にない。
・「なぜ、人的資本に注力すべきなのか?」「どの取り組みに注力すれば、主要非財務KPIや財務、また価値創造へ繋がるか」という根本的な問いへの示唆を得たい。
・人事戦略を推進する上で、どの人事施策に注力すべきか把握したい。

ソリューション

・人的資本データ収集の効率化
各拠点や部署の人的資本関連データを人海戦術で収集する必要がなくなりDX化が実現し、サステナビリティ担当部署の集計負担が軽減された。

・データの管理・簡易分析機能
管理用画面で全データを一元管理・簡易分析できるため、社内データの全体像把握が容易になった。

・人的資本開示3項目の計算・開示を効率化
T4Eでは有価証券報告書での開示義務項目がカバーされているため、各部署に別途アナログ確認する等の手間が減り、半自動的に回収が可能となった。また、開示義務対象企業でなくても、努力目標として任意で入力設定できるため便利。

・非財務・財務分析の高度化
T4Eを活用し、ダイバーシティに関する各施策が、どのように財務的インパクトを創出するか財務・非財務データ分析を通じて検証することができた。※本機能はoptionとなり追加料金がかかります。

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